製剤方法による分類
- 乳剤
- 水に溶けにくい有効成分を有機溶媒に溶かし、さらに水になじみ易くするために乳化剤を加えたもの。水で希釈して使う。
- 水和剤
- 水に溶けにくい有効成分を、鉱物等に混ぜて微粉状にし、水になじみ易くしたもの。水で希釈して使う。飛び散らないよう、粒状に成形したものは顆粒水和剤、またはドライフロアブルとよばれる。(うち、水田用除草剤は顆粒ともよばれる。)
- 水溶剤
- 水溶性の有効成分を水に溶かし希釈して使う。
- 液剤
- 有効成分の水溶液。そのまま使うものと水で希釈して使うものがある。
- 粒剤
- 有効成分に鉱物粉等に混ぜて粒状にしたもの。水に溶かさず、そのまま散布する。粒径によって微粒剤、細粒剤などがある。
- 粉剤
- 有効成分に鉱物粉等に混ぜて粉状にしたもの。水に溶かさず、そのまま散布する。粒径とその割合によって微粉剤、DL粉剤、フローダスト剤などがある。
- マイクロカプセル
- 有効成分を高分子膜で被覆して数μm~数百μmくらいのマイクロカプセル状にしたもの。
- 燻蒸剤
- 常温または水を入れて有効成分を気化させて利用するもの。
- 燻煙剤
- 着火または加熱により有効成分を気化させて利用するもの。
- エアゾール
- 液化ガスに有効成分を溶かし、液化ガスの圧力でスプレーできる容器(スプレー缶)にいれたもの。
- フロアブル剤
- ゾル剤とも呼ばれる。溶剤に溶けにくい固体有効成分を、水和剤よりも細かい微粒子にして水に混ぜ、液剤化したもの。(登録上の分類は水和剤)
- EW
- 水に溶けにくい有効成分を、高分子膜や界面活性剤などで被覆することで水に混ぜ、液剤化したもの。有機溶媒を使わないため、危険物にあたらない利点もある(登録上の分類は乳剤)
- マイクロエマルション
- 水に溶けにくい有効成分を最低限の有機溶剤に溶かし、界面活性剤で水に混ぜ液剤化したもの。(登録上の分類は液剤)
- ペースト剤
- 有効成分に鉱物粉等に混ぜて糊状にしたもの。塗布して使う。
- 錠剤
- 水溶剤や水和剤を、錠状に成形したもの。現場で計量する手間が軽減できる。水で希釈して使う。
- 塗布剤
- 専ら塗布して使うもので他のどの剤型にも当てはまらないもの。
- 粉末
- 粉状で他のどの剤型にも当てはまらないもの。
- 微量散布用剤
- 空中散布における微量散布(ULV)専用に有効成分を有機溶媒に高濃度に溶かしたもの。
- 油剤
- 水に溶けにくい有効成分を有機溶媒に溶かした油状の液体。
- パック剤
- 水稲用の殺虫剤、殺菌剤の粒剤を水溶性フィルムで包装したもので、水田に畦から投げ込んで使う。散布機不要で、飛散が無い。
- ジャンボ剤
- 畦から投げ込んで使う、錠剤又は水溶性フィルム包装の粒剤の水田用除草剤。(登録上の分類は剤または粒剤)
- WSB剤
- 水和剤や水溶剤を水溶性フィルムで包装したもので、袋ごと水に溶かして使う。調製時の粉立ちが無く、使用者に安全である。
- 複合肥料
- 有効成分を肥料に混ぜたもの。
- 剤
- 他のどの剤型にも当てはまらないもの。
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